樫尾の四兄弟。
高度なエレクトロニクスを利用して斬新な製品を開拓した、カシオの創設者の忠雄、俊雄、和雄、幸雄の四人です。
カシオは万華鏡のように多様な電子腕時計と計算機を作り、松下さえも戸惑うほど急速に価格を下げていきました。
カシオの超薄型の計算機が、高い価格にもかかわらず店頭で火のついたように売れだすや否や、カシオは同じ力を腕時計に注ぎ、音楽も奏でるタイプの製品を作り出し、旧式になった最初の型を大幅に値下げしたのです。
カシオは計算機援用設計・製造(CAD-CAM)のような急速に改善の進んでいる製品創造のテクノロジーを、市場の変動や顧客の潜在的な願望に対する鋭敏な感覚に結びつけました。
またカシオはそれによって製品の寿命のサイクルを大幅に早め、模倣者によるアイディアの利用を防ぐことができました。