稲盛和夫。
以前の京都セラミック、現在の京セラの社長です。
会社の名前から食器や陶難を扱うかと思われるかもしれないが、日本でセラミックスといえば、海辺の砂のなかのシリコンを頭脳と記憶に変えたことに示されるような、近代科学に引継がれた新しい錬金術なのです。
京セラを筆頭とする日本のセラミック企業は、地殻の90パーセントを構成している金属酸化物を、セラミック製自動車用エンジンから、人造だが本物のルギやエメラルドなど新旧さまざまな製品に変えています。
こうして作られた宝石は京セラのためにトップ・デザイナーが細工し、稲盛がビバリー・ヒルズで売っています。
これを〈稲盛の愚行〉という人もいるそうです。